Listen (Have You Seen Her)
(Full Album)
前回の記事で紹介したEugene Recordを擁するシカゴの名ヴォーカル・グループChi-Litesの71年作。このアルバムの4曲目に収録されている甘茶ソウル・クラシックHave You Seen Herは、私が常に愛聴してきた一曲。グループの個性が光る、明るく晴れやかなコーラスがぐっと心を掴む。様々なアーティストにカバー&サンプリングされ、エヴァーグリーンな魅力を放つシカゴソウルの名曲。
Listen (Have You Seen Her)
(Full Album)
前回の記事で紹介したEugene Recordを擁するシカゴの名ヴォーカル・グループChi-Litesの71年作。このアルバムの4曲目に収録されている甘茶ソウル・クラシックHave You Seen Herは、私が常に愛聴してきた一曲。グループの個性が光る、明るく晴れやかなコーラスがぐっと心を掴む。様々なアーティストにカバー&サンプリングされ、エヴァーグリーンな魅力を放つシカゴソウルの名曲。
前回に引き続き、春を感じるアルバム。こちらはシカゴのヴォーカルグループThe Chi-Litesのリードシンガー、Eugene Recordによるソウルの傑作。全体を通してのどかな雰囲気。特に、4曲目Overdose Of Joyの解き放たれたような爽快なメロウグルーヴや、6曲目Mother Of Loveでは甘く切ないエレキシタールのイントロから繋がる、ソフト&スウィートなヴォーカルが味わい深い。8曲目は美しいピアノとEugene Recordのハイトーンボイスがよく合う夢心地のバラード名曲。
春の暖かなのどかさを感じるAOR作品。スティーリー・ダンに通じる洒落たメロディと上品な演奏とともに、アルバム全体で感じられるゆるさがとても心地よい。冒頭のSurvivalからJungle Choirの流れが最高。そしてセンチメンタルな歌詞に強さと優しさが同居する5曲目のRed Desertも良い。参加ミュージシャンも豪華で、David FosterやTOTOのメンバーが入っているのも嬉しい。
2012年にMaroon 5に鍵盤奏者として加入したPJ Mortonによるライヴ作品。2017年にグラミー賞2部門にノミネートされた自身のアルバム"Gumbo"から曲順を変えて、NYの名レコーディング・スタジオにて一発録りをしたもの。元々ライヴ・アルバムはあまり積極的に聴くほうではなかったが、このアルバムに収録されているBee Geesのカバー曲How Deep Is Your Loveを聞いて考え方が変わった。余計な力を抜いてメンバー全体で音を楽しむリラックス感はライヴ・セッションならではで、とにかく美しく格好良いサウンド。2017年のアルバム版よりもこちらのアコースティック・アレンジのほうが好みかも。Ed Sheeranとの共演の経験もあるYebbaもデュエットで素晴らしいボーカルを披露している。